弊社アイドロン(EIDOLON)ブランドのモデルカーとしてフェラーリ330P4の1967年BOAC500仕様3バージョンを発売致します。
We release 3 cars of Ferrari 330 P4's 1967 BOAC 500 version as EIDOLON Brando's model car.
1967年から1989年迄イギリスのブランズハッチで開催されていたBOAC500は、最初の3年間は6時間の耐久レースとして行われ、開催4年目の1970年には1000kmレースへとディスタンス表記が変更されましたが、1977年には再び6時間レースとなり1981年には再度1000kmレースというディスタンスになっています。
BOAC500の "BOAC" とはレースの冠スポンサーでイギリスの州航空会社である "British Overseas Airways Corporation" の略で、 "500" という数字は1966年に一度だけ500マイル・レースとして行われた経緯から後年も500という数字が引き続き用いられたようです。但し1000kmレースの際はBOAC1000という名称になっています。
またBOAC500出場車にはよく、鳥のような飛行機のようなカタチのステッカーが貼られていますが、それはBOACのシンボルマークです。
ちなみに"British Overseas Airways Corporation" は現在のブリティッシュ・エアウェイズ(BA)です。
BOAC500は常にワールドチャンピオンシップ戦として開催されており、優勝車には60年代のスポーツプロトタイプカーから80年代のグループCカーまで、数々の名車が優勝車リストに名を連ねています。
BOAC500に出走した330P4は三台全て、元々はベルリネッタとして製作された330P4です。BOAC500参戦に向けてスパイダーボディへと改修されての参戦でした。
1967年のBOAC500で優勝したシャパラル2Fに続いて2位を獲得した6号車のシャーシーナンバーは#0860で、ルマンではゼッケン19番を付けていたベルリネッタです。#0860はルマン参戦に向けルマンの直前に新造された個体です。BOAC500終了後#0860はN.A.R.T.(ノース・アメリカン・レーシング・チーム)へ売却され、カンナム用スパイダーへと改造されてしまいます。
また6号車のドライバーはクリス・エイモンと、あのジャッキー・スチュワートで、ジャッキー・スチュワートとフェラーリの繋がりはなかなか無い事ではないでしょうか。
7号車のシャーシーナンバーは#0856で、同年のモンツァ1000kmウィナーであり、ルマンではベルギー・ナショナルチームに貸し出されてゼッケン24番を付けて3位になったマシンです。
8号車のシャーシーナンバーは#0858で、同年のルマンではゼッケン21番を付けてフェラーリ勢最上位となる2位を獲得したマシンです。この#0858はモンツァ1000kmでも2位というリザルドを残しております。その後#0858はBOAC500終了後にN.A.R.T.(ノース・アメリカン・レーシング・チーム)へ売却され、#0860と同様にカンナム用スパイダーへと改造されてしまいます。
アイドロンではこのBOAC500の第一回大会として開催された1967年のレースにワークスとして参加したフェラーリの330P4三車をモデル化致します。どうぞお楽しみに !!!!!
□ フェラーリ330P4 1967年 BOAC500出場車 希望小売価格 予価 25,200円(税込)
□ EM196:No.6 C.エイモン/J.スチュワート(2位)
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□ EM197:No.7 L.スカルフィオッティ/P.サトクリフ(5位)
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□ EM198:No.8 J.ウィリアムズ/P.ホーキンス(6位)
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